アメリカではフィットネスが文化となっている今、日本はフィットネス発展途上国と言えるほど日本人のフィットネスへの関心がまだまだ薄いと思います。
フィットネスの普及率は日本は3.3%となっており、これは諸外国と比較しても少ないのです。
韓国では8%でアメリカでは18~19%と、その差は明らか。
また、右肩上がりの状況でもなく2011年からずっと横ばいなのです。
その理由の1つに、ジムに通ってダイエットをするには高額なお金がかかるということが挙げられます。
また、ジムに通っても痩せられない、続かないなどの理由で退会していく人が多いのが現状だそうです。
それはなぜなのでしょうか。
日本のフィットネス普及率が少ないのはなぜなのか、と考えた時に私の出した答えはこうです。
恐らく日本人のほとんどの人が
フィットネス=ダイエット=つらいもの
と認識しているのではないでしょうか。
『つらいというイメージと高額なジム料金』
日本のフィットネス人口が少ないのはこのあたりが重なって作られるイメージが原因だと私は考えます。
18~19%とフィットネス普及率の高いアメリカでは、どのように違うのでしょうか。
アメリカでは各地域にフィットネスを始めバスケットボールやフットボールなどが安価で体験できる総合スポーツクラブがあり、幼い頃から家族で加入するそうです。
そのため、スポーツは仲間や家族と共に楽しむものという認識が浸透しており、
フィットネスはダイエットのために一時的に取り組むのではなく、「フィットネス=健康」として、生涯を通して体験するものという価値観が染み込んでいるんですね。
フットネスジムのイメージは、淡々とマシーンに向かって体をいじめるもの
そう考えている方は多いのではないでしょうか。
しかしフィットネスは健康を目的としたものと考えるといかがでしょうか。
もちろん体を鍛えるのですが、何を鍛えるべきかをきちんと把握して挑むので納得感が違います。
能動的に鍛えようと思えるのがいいところですよね。
下でフィットネスを生活に取り入れることのメリットをまとめてみました。
また、体を鍛えたいけどジムはハードルが高い!
という方には安価で利用できる地域の体育館などに併設されているようなトレーニングルームに行ってみることをオススメします。
都度料金でしかも格安で利用できる地域のスポーツ施設なら、ジムで三日坊主になり料金が無駄になるという心配もありませんね。
前置きは長くなりましたが、本記事は体を鍛えることのメリットとジムにも通ったことのある筆者のこねちゃんが実際に地域体育館のトレーニングルームを利用してみた感想・スポーツジムとの比較についてまとめてみました。
本記事はこんな悩みを持った方にオススメの記事です。
こんな方におすすめ
- ジムで筋トレを始めたい
- 初心者にオススメのジムを知りたい
- なるべく費用を抑えたい
- 健康的に痩せたい
- 効率よく痩せたい
目次
地域体育館のトレーニングルームを利用してみた感想とスポーツジムとの比較
私が東京都某所にある地域体育館を利用した時の感想と、過去に通っていたトレーニングジムと比べて内容にはどのような違いがあるかなどを比較してまとめてみました。
と言っても、施設によって規則、利用方法、値段などその違いは様々ですが、スポーツジムはスポーツジム、地域のトレーニングルームは地域のトレーニングルームで大体似たような内容となっていると思われます。
初めて地域の行政運営のトレーニングルーム利用した日には、スタッフさんが利用方法やトレーニングルームの利用方法などを丁寧に説明してくれました。
特に持病や怪我をしたことがあるかどうかなど、万が一倒れたり怪我をしてしまった時などのために体調面を詳しく聞いてくれたところが、サポート面も意外としっかりしているんだと感じました。
料金比較【スポーツジムは保険料が大半を占めている?】
このような地域の体育館などに併設されているトレーニングルームの使用料は格安なところがほとんどです。
施設によってはその地域の人じゃないと使えなかったり料金が高くなってしまうところもあるようですね。
私が言った地域のトレーニングルームはその地域に住んでいる人以外でも利用できます。
私の利用しているトレーニングルームの利用料は格安で4時間¥200!!
スポーツジムの料金もピンキリですが、私が行っていた24時間利用可能で定額行き放題のスポーツジムの料金は、オプションなどによっても違いますが1万円前後でした。
これは私のような庶民が通うスポーツジムとしては平均的な価格かと思われます。
1ヶ月間週3回通うとしても、単純計算で地域のトレーニングルームだと
¥200×12回で¥2400
単純計算でスポーツジムの約4分の1の価格です。
行政が運営している施設なので格安で利用できるのですね。
スポーツジムと地域のトレーニングジムの料金の違いは保険に入っているかどうか、も関わっているのだと思います。
恐らく行政の施設はトレーニング中の事故や怪我があった時に何かしら助けてはくれるけれど、恐らく医療費は全額自己負担だと思われます。
スポーツクラブに関しては大抵は傷害保険と賠償責任保険に加入しており、直接的にはその保険料(掛け金)はスポーツクラブが支払いますが、会費の中に費用として組み込まれているので手厚い保証があるという話を聞きました。
ネットの情報では、マシンの故障ではなく自分のせいで怪我をしたけどスポーツジムが病院へ連れて行ってくれ医療費も全額負担してくれたという体験談も見かけました。
しかしスポーツジムの料金の大半が保険料として地域のトレーニングルームと比べてどちらが良いのかと考えると、高度なトレーニングや間違ったトレーニングをしなければスポーツジムで怪我をする確率はそんなに高く無いですし、怪我の仕方によっては全額負担はしてくれないところもあるので、保険があるからという理由でスポーツジムの方が良いとは考えにくいかと思われます。
設備比較【スポーツジムと比べて大差なし?】
私が利用したトレーニングルームには、有酸素系のランニングマシン、エアロバイク、筋トレ系のマシン各種、ダンベルコーナー、そして広々としたストレッチスペースが設けられており、予想してた以上に充実した設備でした。
マシンの使い方に関しては、元々ジムに通っていたとは言えマシンのメーカーが違うとつくりや使い方も若干違うため、初めて使うときは少し戸惑いました。
でもすぐにスタッフさんが教えにきてくれたので、初回に一度使い方さえ聞いておけば以降戸惑うことはありません。
マシンのクオリティも高く種類も豊富で、スポーツジムと比べても全く劣らないです。
一般的なスポーツジムと同様、マシンの使用後は専用のタオルと除菌スプレーで各自がマシンを綺麗に拭くという決まりもあるので清潔感に関しても問題ありませんでした。
ただスミスマシンやパワーラックが無いのがとても残念。
私はフリーウエイトが一番やりたかったのでお目当てのマシンが無くて少しがっかりしましたが、他のマシンが充実しているので許容範囲でした。(スミスやパワーラックが置いている地域トレルームもあります)
他のトレーニーさん(トレーニングする人)ももしかしたらこれを重視している方も多いと思いますが。
また大抵のスポーツクラブのランニングマシンにはテレビが付いていますが、テレビは一切ありませんでした。
普段テレビを見ない私にとってはなんの不便もありませんでしたが。
もしランニングマシンを使用中に暇だと思ったら音楽を聴くかスマホで動画を見るなどすればいいですしね。
ちなみに私が行ったトレーニングルームでは音楽を聴く以外の携帯電話の使用は禁止でした(ランニングマシン使用中の動画閲覧は恐らくOK)。
メールや電話、SNSの使用はトレーニングルーム外に出て行ってくださいとのこと。
確かに私がスポーツジムに通っていた時はそのような決まりがなかったので、みんな各々LINEやメール、SNSのチェックなど自由に行っており、もちろん私もトレーニングのインターバル中になんの意味もなくSNSのチェックなどスマホを触ることが多かったです。
しかし、トレーニングルームでは携帯電話の使用が禁止であるおかげで、よりトレーニングに集中できるというメリットがあることに気づきました。
また、他のトレーニーさんたちも携帯電話を使っている人が少ないので、インターバル中やマシンを使い終わった後にそのマシンに滞在している時間が短く、スポーツジムと比べて回転が早いということも感じました。
スポーツジムは人が多い時間帯だと順番待ちでイライラするなんてことはスポーツジムあるあるなのでは無いでしょうか。
なので携帯電話使用禁止という決まりはスマホ依存症の私にとってはメリットに感じました。
トレーニング中携帯電話を持ち歩くこと自体禁止では無いので、どうしても仕事の電話やメールが気になる方は持ち歩けばいいですしね。
また私が行ったトレーニングルームではドリンク置き場があり、水分補給は全てその所定の場所で行うという決まりがありました。(ランニングマシンとエアロバイクの使用中に限ってはストロー付きの密閉されたボトルに限りOK)
大抵のスポーツジムではドリンクを持ち歩きいつでも水分補給をできる環境にありますが、私にとってはドリンク置き場があることでドリンクの飲み過ぎ防止や、トレーニングにより集中できるというメリットがあると感じました。
もちろん喉が乾いたらすぐドリンク置き場に行けば良いですしね。
更衣室やシャワー室もありましたが、地域の体育館は古い施設が多いように感じるのでスポーツジムと比べて清潔感には欠けるところが多いかもしれませんね。
また、スポーツジムには個室のシャワー室があることが多いのに比べて、体育館のシャワー室はよくプール施設にあるような仕切りだけの設備が多いと思われます。
なので落ち着いてゆっくりシャワーを浴びたい人にはおすすめできません。
まあ私は家の近くなのでシャワー室は使わず帰りますが。
シャワー室を重視する方は比較的新しい綺麗なスポーツジムをおすすめします。
トレーニングルーム以外の運動設備
地域の体育館なので、もちろんバスケやバレーボールができるような体育館やプール、ヨガやダンスプログラムがある場合が多いです。
それも格安の料金で利用できるので、たまに筋トレ以外の運動をしたい時にも便利です。
コナミなどのスポーツクラブにあるようなダンスやヨガプログラムと比較すると地域体育館のプログラムはやや易しめなイメージはありますが、十分運動不足解消にはなると思います。
全体を比較してみて
スポーツジムと行政が運営するスポーツ施設にはそれぞれメリットがあるかと思いますが、ジムで筋トレをするのなら、私はまず地域にある体育館などに併設されているようなトレーニングルームをオススメします。
それは上でも述べたように、地域のトレーニングルームはスポーツジムと比べて何ら劣りは無いと感じたからです。
何を重要視するかで変わってくるとは思いますが、一番気になる料金で考えると断然地域のトレーニングルームのほうがコスパが良いです。
ただしトレーニングルームのある地域の施設が近くになく、近さを重視する方は必然的にスポーツジムに通うことを選択することになりますよね。
その場合は、パーソナルトレーニングを受けられるジムをオススメします。
というか、筋トレをするなら必ず一度はパーソナルトレーニングを受けることを強くオススメします!
理由は、自己流の筋トレだとコスパが悪いからです。
ダイエット目的なら尚更です。
自己流の筋トレだと時間とお金が余分にかかってしまうことと、リバウンドの可能性があるというデメリットが挙げられます。
一度でもパーソナルトレーニングを受けておくことによって基本的なトレーニングの仕方を学ぶことができ、それが一生トレーニングに役立つのです。
最近のパーソナルトレーニングは比較的安い料金で受けられるところや、食事管理をサポートしてくれるところが増えているので、生活習慣を改善したいという方やダイエットに失敗しがちな方にはパーソナルトレーニングを体験してみることを強くオススメします。
筆者のこねちゃんがパーソナルトレーニングを受けた体験談を記事にまとめているので是非チェックしてみてください!
まとめ
飽くまで私が行ったことのあるスポーツジムと私の地域の体育館との比較なので、ジムに通いたいと考えている方は是非一度お近くの行政が運営するスポーツ施設を検索してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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