持続化給付金、文化庁の助成金に続き、個人事業主の私たちがもらえるかもしれない新たな助成金について発表がありました。
個人事業主の方は今までコロナで打撃を受けた分、様々な助成金に助けられてきましたね。
中には助成金の存在を期限後に知り、もらえるものを逃してしまったという方もいらっしゃると思います。
今回の一時金の正式発表はまだですが、恐らく経済産業省の発表からほとんどの個人事業主が一時金をもらえそうな予感です。
もらえるものはもらっておきましょう。
一時金について2021年2月3日現在の最新発表についてまとめてみました。
誰がもらえるの?
一時金がもらえる条件は以下の通りです。
緊急事態宣言の再発令に伴い、緊急事態宣言発令地域における不要不急の外出・移動の自粛による直接的な影響を受けたことにより、本年(2021年)1月または2月の売上高が対前年比△50%以上減少していること
まず1つは、緊急事態宣言発令地域で事業を行っていると言うことが前提条件です。
2つ目は、その上で緊急事態宣言が発令され不要不急の外出・移動の自粛により事業が直接的な影響を受けたかどうかと言う点ですが、これは飽くまで自己申告なので、あなたの事業が影響を受けたと言うなら申請することが可能です。
ただし、申請においてどのように影響を受けたのかなどを伝える文章力が問われてくるかと思われます。(今までの流れから)
とはいえ、持続化給付金や文化庁の助成金などを申請してきた方はそこで文章力が磨かれたと思うので、心配しなくても大丈夫です。
初めても方も今後ポイントを抑えた書き方を解説した記事をアップするのでそちらをご覧ください。
3つ目は、本年(2021年)1月または2月の売上高が対前年比△50%以上減少していることと言う点です。
まず、2021年の1月または2月の売上高と書かれているので、どちらか条件に合う方を選ぶことができます。
売上高を比べる対象は前年2020年と書かれていましたが、2020年の何月かと言うところははっきり書かれていませんでした。
これについてはこれから出る正式発表を待つ形になりますね。
持続化給付金とおなじ経済産業省なので、恐らく
白色申告の人は、年の収入の12分の1との比較
青色申告の人は、1月同士、2月同士の比較
というようになるのではないでしょうか。
それぞれ比べた売上高が50%以上減少していることが条件となります。
いくらもらえるの?
一時金はいくらもらえるのかと言うと、
個人事業主はMAX30万円
法人は60万円
と、飲食店だけかと思っていた一時金が
個人事業主もMAX20万円だったのが30万円に引き上げられました!
もらえる額の計算式はこちらです。
(2020年1月+2月の事業収入)−(2021年の減った月の事業収入×2)
正直こんな計算式を出されてもピンときませんよね^^:
ですので具体例を出して解説します。
例えば・・・
2021年1月の事業収入は16万円
2020年1月の事業収入は30万円
前述でも述べましたが、1月同士を比較するかどうかはまだ確定ではありませんが、恐らくそうであろうと言うことで仮にこの設定で考えて見ます。
この例の場合、2021年の事業収入16万円は2020年の事業収入30万円と比べて50%減になっていないので、残念ながら対象になりません。
それでは、
2021年2月の事業収入は10万円
2020年2月の事業収入は24万円
この場合、2021年の事業収入は2020年と比べて50%以上減少しているので対象となります。
それではこれを例にとって上の計算式に当てはめてみましょう。
(2020年1月+2月の事業収入)−(2021年の減った月の事業収入×2)
これですね。
これに当てはめると、以下のようになります。
(30万円+24万円)−(10万円×2)
つまり
54万円−20万円 = 34万円
ということになります。
もらえるのはMAX30万円なので、ここでもらえる額は30万円と言うことになります。
これが26万円と出た方は26万円もらえることになります。
申請に必要なもの
それでは、一時金はどうすればもらえるのでしょうか。
申請に必要なものをまとめてみました。
- 2020年分の確定申告書
- 対象月の売り上げ台帳
- 宣誓書において受けた影響を選択肢から選んで自己申告
まず、2020年分の確定申告書が必要になります。
今年2021年の確定申告は2月16日〜3月16日の間になるので、遅れずに申告してくださいね。
事業収入が少なくて確定申告しなくていいやっていう人もいるかもしれませんが、今後何らかの助成金を申請するにあたり確定申告書があると強い証明書になるので、サボらずに行ってくださいね。
次に、対象月(2021年)の売り上げ台帳についてです。
これは手書きまたはPCで自作することになるかと思います。
テンプレートも出回っていたりして、簡単に作成できるので大丈夫です。
次に宣誓書についてです。
今までの助成金申請からしてこれは初耳です。
ですが、受けた影響を選択肢から選んで自己申告とあるので、何らかの用意された選択肢を選ぶことになります。
その上で、自己申告とあるので、ここで受けた影響を文章でうまく表現し主張することが最大のポイントとなってくると思います。
まとめ:これからも政府からの助成金情報にはアンテナを張ろう!
何度も言うように正式発表はまだですが、予想される内容を大まかにまとめて見ました。
そんなにハードルは高くないと思うので、対象と思われる方は是非挑戦してみてくださいね。
また、今後も様々な助成金が発表される可能性もあるので、逃さずにアンテナを張っておきましょう^^
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