気付いたらチョコレートを口にしていた、デザートに甘いものを食べないと気が済まない、毎日間食にクッキーやポテチを食べてしまう・・・
そして満足するまで食べたはずなのにまたすぐに身体が甘いものを欲している・・・
そんな症状ありませんか?
昔の私もこうでした。
実はそれは〇〇不足なのかもしれません。
さらに、糖質依存症の人は、偏頭痛やめまい、うつ病、不整脈、花粉症、不眠、便秘、生理痛などの身体の不調を起こしやすいと言われています。
これは、〇〇不足を補うことで改善できる可能性が大いにあるのです。
本記事では科学的に甘いものを欲する理由を解明し、あなたが糖質依存症から抜け出す助けになれればと思います。
こんな方におすすめ
- 甘いものがやめられない人
- ストレスを抱えている人
- 偏頭痛や不眠など身体の不調を抱えている方
目次
エネルギー不足は甘いものではなくマグネシウムで補え!
甘いものが欲しくなる原因として、エネルギー不足が挙げられます。
この時、甘いものを食べることで、確かに一時的に脳を満足させることができます。
しかし、エネルギー源を糖分にしてしまうとその満足度は長くは続きません。
エネルギーのもとであるATP(アデノシン三リン酸)をたくさん生成しよう
ここで挙げるエネルギーとは、ATP(アデノシン三リン酸)のことを言います。このATPは脳を働かせたり、手足を動かすために必要な物質です。
ATPを動かすためには糖質が必要になるのですが、ATPそのものを生成するにはミトコンドリアの回路を回さなければなりません。
この回路を回すときに必要な栄養素の一つがマグネシウムです。
マグネシウムの重要性
エネルギー(ATP)不足=体が疲れている状態。
マグネシウムが不足していると、ミトコンドリアがうまく働かずATPの生成量の不足してしまいます。
逆に、マグネシウムを十分に摂取していると、少しの糖分でも十分なエネルギーを作ることができます。
マグネシウムが不足していると、エネルギーのもとであるATPを生産する量が少なくなってしまい、それを身体が糖分でカバーしようとしてしまうために甘いものがやめられなくなる、という負のループに陥ってしますのです。
ですから、チョコレートなどの甘いものが食べたくなった時はチョコレートを食べずにマグネシウムを摂取するか、チョコレートと一緒にマグネシウムを摂るように心がけてみてください。
マグネシウム不足による症状
マグネシウムが不足していると、偏頭痛やアトピー性皮膚炎、うつ症状、花粉症、不眠、便秘、生理痛など様々な症状を引き起こします。
私も長年偏頭痛と花粉症に悩まされてきました。
頭痛にはロキソニン、花粉の季節には薬と点鼻薬が手放せませんでした。
しかし、体質改善をしたことで一気にその症状が軽くなったのです。
生理痛もだいぶ軽くなりましたね。
体の不調は食事で確実に改善することができます。
薬に依存するのは、若いうちに抜け出しておくべきです。
また、マグネシウムはストレスが加わると尿から体外に排泄されやすくなるため、ストレスを溜め込まずに、うまく発散していくことも必要です。
マグネシウムが多く含まれている食品
マグネシウムが多く含まれている食品は以下の通りです。
ナッツ類、豆類、海藻類、精製されていない粗塩
オススメの料理は豆腐とわかめの味噌汁です!
豆腐とわかめの味噌汁はマグネシウムを摂取できるだけでなく、発酵食品である味噌が腸内環境を整える役割をしたり、豆腐から美装と健康に欠かせないタンパク質を摂取できるなど、ダイエットに最適な食べ物の一つと言えます。
タンパク質を摂って「幸せホルモン」のセロトニンを分泌させよう
甘いものが食べた行くなる原因はもう一つ挙げあれます。
それは脳内の「幸せホルモン」が不足しているからなのです。
「幸せホルモン」とは、私たちの身体と心(脳)の安定を作り出してくれるセロトニンという物質のことを言います。
甘いものを食べると心が満たされるのは、脳内神経伝達物質であるセロトニンの原料となるトリプトファンが糖分を優先的に脳内に取り込むからなのです。
幸せホルモン不足はタンパク質不足のせい?
実は、タンパク質が不足していると、セロトニンの分泌が低下し、セロトニンの原料であるトリプトファンの働きも鈍くなってしまいます。よって、甘いものを食べると脳内は一時的に満たされますが、満足感は長くは続かずにすぐにまた甘いものを欲してしまうようになるのです。
ですから、タンパク質不足を補わない限りは、いつまでも満たされることはありません。
糖質依存症を抜け出すためにはタンパク質をたくさん摂取することを心がけましょう。
タンパク質不足による症状
タンパク質は私たちの心と身体を作る上でとても重要な役割を果たしています。
タンパク質が不足していると、肌や髪の毛、爪などの劣化に繋がったり、セロトニン不足でやる気が出ない・気持ちが落ち込むなど心のバランスにも影響してきます。
セロトニンが不足すると、セロトニンの原料であるトリプトファンの生成に必要な「必須アミノ酸」も不足し、脳内の神経伝達物質の働きが鈍くなるため、幸せホルモンの分泌も少なくなってしまうのです。
これがひどくなると、脳内を満たそうと甘いものが止まらなくなり、依存症に陥ってしまします。その延長線上にあるのが生活習慣病です。生活習慣病は脳梗塞やガンなど様々な重大な病気のもととなっているのです。
良質なタンパク質「必須アミノ酸」を含む食品
必須アミノ酸は9種類ありますが、バランスよく摂取しないと他のアミノ酸が無駄になってしまいます。
必須アミノ酸が全て必要量含まれている食品として、以下のものが挙げられます。
鶏卵、牛肉、豚肉、鶏肉、イワシ、鮭、牛乳、ヨーグルト、ローヤルゼリーなど
が挙げられます。
これら以外の食品でも、お米や小麦などの穀物に足りていないアミノ酸は、豆類や魚類と一緒に摂るとバランス良く食べることができます。
トレーニーである私がオススメなのは手軽にタンパク質を摂取することのできるプロテインです。
以下の記事もチェックしてみてください。
まとめ:糖質依存症の人はマグネシウムとタンパク質を摂取しろ!
甘いものが食べたくなったら、甘いものとしてタンパク質を摂取できるプロテインをオススメします。
そして、普段の食事では、豆腐とわかめの入った味噌汁をなるべく毎日飲むようにし、タンパク質多めの食事を心がけましょう。
すると、いつの間にか糖質依存を抜け出せるはずです。
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